晩酌相撲ブログ

ノートを一生懸命に取っているのになぜ成績が上がらない

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

ノートを一生懸命に取っているのに

 

挙句の果てに家で色とりどりのペンを駆使して

カラフルに図解しているのに…

 

なぜここまでしているのに成績が上がらないのか!!

 

お悩みの方が多いと思います。

 

今回はその疑問に終止符を打ち

かつ

今後の超対策を大公開したいと思います。

 

ぜひご覧ください!!

 

授業中の板書を一生懸命に写しているのに…

 

授業中、黒板に展開されるチョーク文字。

 

赤チョークで書かれた文字は当然

自分のノートに赤ペンで記入しますよね。

 

わざわざシャーペンから赤ボールペンに持ち替え

またはノックして

せっせとノートに文字を書き連ねますよね。

 

多くの生徒がこういった行動を盲目的に取っています。

 

そして

成績が上がる生徒と

成績が全く上がらない生徒に

分かれます。

 

そもそも

授業中の板書内容は

その授業を担当する先生が考えたものです。

 

何を当たりまえのことを

と思われるかもしれませんが

重要なことです。

 

そうです。

 

問題集や参考書を発行している

出版社が考えた内容ではないのです。

 

何が違うのか??

 

それは

 

授業中の板書は

先生の説明ありきの内容になっているのです。

 

言い方を変えると

板書=不完全

であり

授業中の口頭での説明で板書の内容を補強していく

これが板書の仕組みです。

 

ですから

板書だけを追い求めて

焦って書きなぐっても

期待したほどの学習効果は得られません

 

肝心の

先生の話をしっかり聞かないことには

どれだけ忠実に板書を自分のノートに書き写したとしても

学習効果を得ることはできません。

 

言い方は少し悪いかもしれませんが

 

板書はその授業担当の先生のやりやすいように

構成されているのです。

 

世の参考書や問題集のように

研究に研究を重ねてやっと世に出した

というシロモノでは到底ないわけです。

 

 

なぜノートを一生懸命にとっても成績が上がらないの?

 

板書にこだわることはあまり意味のないことをご理解いただけたその次は

 

なぜノートを懸命にとっても成績が上がらないのか?

について述べます。

 

授業中に写し書きした板書を

自学時に自分でノートまとめをする生徒がいます。

 

それでも成績が上がらない。

 

その最も大きな原因は

 

ノートにモノを書くのがゴールになっている

 

ということにあります。

 

せっかく学校で一生懸命に勉強するのであれば

最終のゴールは「きれいなノートを作ること」

ではありませんよね。

 

あくまでゴールは

テストで高得点を実現すること

なわけです。

 

ノートはそのためのツールのうちのほんの一つにすぎません。

 

「板書の質」や「ノートまとめの効果」

よりも本質的な問題が

ノートを取ることが目的化してしまっていることなのです。

 

ここからの脱却を実現しないと

いつまでたっても成績は上がっていきません。

 

対策案その1 自分の考えを書くようにする

 

せっかく一生懸命にノートを取っても成績が上がらないのであれば

いっそのこと

板書ではなく

自分が感じたり考えたりしたこと

理解できたこと

などを、たとえ感想レベルでも構いませんので

書き連ねていくとよいでしょう。

 

どうせノートに板書を一生懸命に写し書きしても

成績が上がらないのであれば

 

いっそのこと板書を無視し

先生の話や自分が考えたことについて

印象に残ったことをメモしていく

「アイディア帳」

のような使い方にするのがおすすめです。

 

こうなると

ノートを取ることが目的化することもなくなりますし

ノートをきれいに取ることへのこだわりも捨てやすくなります。

 

あくまでノートは

その場での記憶強化

後で見返したときに自分の記憶をよみがえらせてくれる

ためのツールとして使っていくのです。

 

対策案その2 いっそのことノートを取らない

 

上記「対策案その1」でもうまくいかない場合は

 

思い切って「ノートを取らない」

という選択もおススメです。

 

ノートに文字を書くとき

人間必ず

先生の話は耳に入ってこないものです。

 

 

人間は

マルチタスクに対応している生き物ではありません

 

例えば

電話しながらメモを取る

程度の単純作業のようなことならできるかもしれませんが

 

意味のある文字を手で書きながら

人の話を理解・記憶することは不可能に近い。

 

それができるのは一部の天才のみです。

 

真似しようがありませんね…。

 

だから

いっそのことノートを取らず

先生の話に集中する。

 

これに徹しましょう。

 

少し慣れてくると

メモしたい欲求にかられるものです。

 

その欲求にかられたこと

すなわち

のちの自分にも覚えておいてほしいこと

に限定して

ノートにメモを重ねていきましょう。

 

でも

大切なのは先生の話をしっかり聞く

ということです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

・板書は先生の話を聞くことありきの不完全な内容であること

・ノートを取るのは手段であり目的ではない。目的はテストで高得点すること。

・ノートには自分の考えを書く。板書は無視。

・慣れないうちはノートを全く取らなくてもよい。先生の話をしっかり聞くこと。

 

これをしっかり頭の中に入れて

明日からの授業に臨んでいきましょう!

 

 

「聞く力」こそが最強の武器である 単行本 – 2018/12/16

 

 

精神科医が教える聴く技術 (ちくま新書) 新書 – 2019/12/6

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 晩酌相撲ブログ , 2021 All Rights Reserved.