晩酌相撲ブログ

調べ、考えた末の質問に答えたい塾講師たち

2021/08/08
 
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塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

塾に通っていると

 

授業内容で分からないことが出てきますよね。

 

そんな時に

「こんな質問したら叱られるかな…」

などと消極的になっているお子さんはいませんか??

 

心配ご無用です。

 

塾講師とは

 

質問に答えたい人種なのです。

 

だから

 

バンバン質問しちゃってください!

 

きっと快く、あなたの質問を受け入れて

一所懸命に答えてくれるはずです。

 

さて

 

なぜ塾講師は生徒からの質問ウエルカムなのでしょうか?

 

理由は3つあり

 

①塾講師は「教えたい」人種が就く職業

②質問されることで自分の授業力が上がる

③質問されることで授業の補完ができる

 

です。

詳しく見ていきましょう。

 

塾講師は「教えたい」人種が就く職業

これはどういうことかというと

まあ読んで字のごとくなのですが

そもそも「人に教えるのが嫌い」

という人は塾講師のアルバイトになど応募しませんよね。

 

兄弟に勉強を教えてうまくやれた経験がある

とか

自分が培った知識を人に継承したい

とか

とにかく「人に勉強を教える」ということに飢えている、

と言ったら大げさかもしれませんが

好きな人たちばかりが塾に集います。

言われてみれば当然のことです。

 

質問に答えて生徒が納得する姿を見るのが

楽しみな人種

それが塾講師です。

 

質問されることで塾講師の授業力が上がる

人に分かりやすく物事を伝授するには

「場数」の多さ

が大切になってきます。

 

形式的な授業以外での質問対応は

塾講師にとって

自分の授業力を高めるうってつけの機会です。

 

 

 

質問されることで塾講師は授業の補完ができる

授業後に生徒から質問が来ると

塾講師は

「なるほど。そういった疑問を抱く生徒もいるのか!」

と気づきを得ます。

 

同時に

 

次回からの授業ではこういった類の疑問も解消する

そんな内容に組み立てよう

 

と思ったりもします。

 

要は

生徒が質問に来てくれる=自分の授業内容の不足を補ってくれる

ということになるわけです。

 

 

こんな感じで

 

だから

塾講師は質問対応に一所懸命に取り組みます。

 

はっきり言って、楽しいからに尽きるんですけどね。

 

 

というわけで

いかに塾講師が「質問対応好き」

かがお分かりいただけたと思いますが

 

次に

こんな質問はやめた方がよい

というものを挙げていきます。

実りある質問とするために参考にしてください。

 

こんな質問はやめた方がよいです

ズバリ

 

何も考えずに聞くこと

 

です。

 

例えば

「この単語、なんて意味ですか?」

 

少し腕のある塾講師なら

遠慮なく「辞書で調べなさい」

と一蹴するこの短絡的な質問。

 

何がいけないのでしょうか?

 

質問とは

自分で考えてはみたものの答えにたどり着けず

死にそうになっているときにするもの

 

今日からそう思ってください。

 

「この単語、なんて意味ですか?」

 

という質問は

大げさに言えば

塾講師を便利屋扱いしている

と捉えられかねません。

 

ちょっと辞書を引けば判明する事実を

人(塾講師)の時間を使ってまですることなのか?

 

イヤ、その前に

質問する生徒自身の時間もムダになります。

だって

辞書をパッと引くのと

わざわざ席から立ちあがって講師に

「質問あるんですけどいいですか?」と言いに行く時間たるや幾星霜。

 

こういう質問をしていきましょう

 

同じ単語の意味を聞くのでも

こういったことなら問題なしです。

この”get”の意味が分かりません。

『得る』とか『受け取る』とか

辞書に沿って意味を当てはめてみたんだけど

意味をなさず死にそうです…

 

そうです。

きちんと自分で調べてみてからの質問ですね。

 

もう一つ例を。

 

×「数学のこの問題が分かりません」

 

〇「数学のこの問題の解説を見たのですが、

中盤にある『したがって…』

の箇所から意味が全く分からなくなります…。死にそうです。」

 

 

こういった自分で調べ、考えた末の質問に

世の塾講師は一所懸命に対応してくれます。

 

※「死にそうです」はつけなくても構いませんので!好き好きで!

 

まとめ

以上のように、

世の塾講師は質問を通じて生徒に成績を上げてほしい

と願っています。

 

だから

調べれば分かることには答えません。

自分で調べる習慣と能力を身に着けてほしいのです。

 

自分で調べようともせず、短絡的な質問ばかりする子供は

多分

就職面接の前に

受ける会社をググることをしないでしょう。

 

今は

いつでもどこでもググれる時代です。

 

勉強でつまづいたら

まずは自分で調べてみる。考えてみる。

 

それでも答えにたどり着けなければ

塾講師を利用する。

 

それを徹底しましょう。

 

ちなみに

調べるには「調べる能力」が必要です。

調べる能力とは

ここを調べたらいいのかな?という推測を立てる力

のことです。

 

単語の意味をいきなり聞いてくる生徒は

そもそも

辞書に答えが書いてあることを知らないのかもしれません。

 

知っていたとしても

該当箇所を読み切るまでに10分も20分もかかってしまうかもしれません。

 

しかし

それも慣れで解決する問題です。

 

自分で調べ、自分で考える。

 

この行動をぜひ若いうちに刷り込んでおきましょう。

 

今回はこの辺で。

 

また次回!

 

 

「いい質問」が人を動かす 単行本(ソフトカバー) – 2016/9/28

 

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