晩酌相撲ブログ

勉強を始める前に目標設定は本当に必要なのか?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

勉強法に関する書籍を手に取ると、必ずと言っていいほど「目標を決めましょう」という言葉に出会います。
しかし、目標を設定する作業は意外にも時間がかかり、
結果的に勉強する意欲を削いでしまうことも少なくありません。
本記事では、特に学習の習慣化を目指す場合における目標設定の重要性について考察します。

 

 

目標設定の落とし穴

勉強を始める際、多くの人が「具体的な目標」を掲げることに苦労します。

特に学習の習慣が十分に身についていない初心者にとって、目標を言語化することは簡単なことではありません。
場合によっては、その過程で挫折し、勉強を始めること自体が億劫になってしまうこともあります。
実際、目標を設定するのは、学習習慣を確立してからでも遅くはありません。

 

ここで考えたいのは、なぜ多くの書籍が「目標を決めましょう」と提唱するのかという点です。

実は、その背景には「生徒の質」が関係しています。目標を具体的に持ち、
そのために努力できる生徒が集まる場所で書かれた本が多いため、
一般的な読者にとっては必ずしも適切なアドバイスとは言えないのです。

 

学習習慣を獲得するための第一歩

勉強を始める前に、まずは学習習慣を身につけることが重要です。

習慣の獲得は「例外なき行動の連続」であり、急に「一日2時間勉強しよう」と言っても、
すぐに実行できるものではありません。

これまで勉強の習慣がなかった人が、いきなり長時間の学習を行うことは非常に難しいのです。

 

このような状況では、最初の一歩は「短時間の学習を毎日実行すること」から始めるべきです。
たとえば、毎日5分でも構いません。最初は小さなステップを積み重ねることが大切です。
精神論に頼るのではなく、シンプルに続けることが習慣獲得の鍵です。

 

指導者の役割と学習習慣

 

指導者にとって、生徒に学習習慣を身につけさせることは非常に困難な仕事です。

学習習慣の獲得は、生活全般の見直しを意味するため、指導者はそのためのサポートを行う必要があります。
とはいえ、彼らの役割はあくまでサポートであり、最終的には生徒自身が習慣を身につけることが重要です。

習慣の獲得には、指導者が思っている以上に手間がかかることを理解することが必要です。習慣化するためのプロセスには、精神論よりも具体的な行動が求められます。

指導者が「頑張ろう!」と口で言うだけでは、実際の行動には結びつきません。

 

続けることの重要性

学習習慣を身につけるためには、何よりも「続けること」が重要です。
初めは小さなことから始め、その習慣を続けることが、最終的には大きな成果につながります。

例えば、短時間の学習を3か月間続けることで、徐々に学習のリズムが生まれ、自ずと習慣が定着していくでしょう。

このプロセスにおいて、特に余計なことを考えずに「続ける」ことが大切です。学習習慣を確立するための初期段階では、複雑な計画や目標は必要ありません。とにかく実行することが先決です。

 

自らの力で学習習慣を獲得しよう

最終的には、自分の力で学習習慣を獲得することが目指すべき姿です。
習慣化は決して難しいことではなく、まずは短時間の学習から始めてみましょう。
3か月続けることで、必ず習慣化は可能です。

勉強を始める際に目標を掲げることが重要だという先入観に囚われず、まずは「続けること」に集中してみてください。そうすることで、自然と学習の質が向上し、結果的には目標も明確になってくるはずです。

さあ、あなたも自分自身の力で学習習慣を獲得する旅に出てみませんか?勉強は続けることで確実に身につきます。ぜひ、チャレンジしてみてください。

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 晩酌相撲ブログ , 2024 All Rights Reserved.