意思疎通ができない人からは距離を置くこと
皆さんこんにちは。晩酌相撲です。
今回は話の通じない人からは離れよう
というお話です。
世の中には少なからず「こちらの意図が全く伝わらない相手」が存在します。
そういった相手に”どうにかして話を伝えよう”と頑張ってみてもあまり効果は上がりません。
むしろ徒労に終わることがほとんどです。
そういった相手に費やすコストは低ければ低いほどいいのですから、
ぜひ話の通じない相手=こちらの意図が全く伝わらない相手からは逃れることを強く推奨します。
私の体験談をお話します。
最近、仕事の都合で単身赴任、アパートに住み始めました。
ところが上階の住人の騒音が激しく、睡眠を妨害されています。
二度ほど注意しても改善しません。
どうやら、上階の住人は室内で運動をしているらしく、その騒音がメインだったようです。
私からの指摘後は床にマットを敷いて運動を続けていたそうですが、
騒音は騒音。多少の改善は見られましたが(例えるなら10メートルの大津波が5メートルの津波になった程度。どちらにしても致死規模。)、
安眠妨害の程度は変わらず。
その後、上階住人と話をする機会があり本人から
「会社から家賃補助が出ていて住まわせてもらっている身なので今後も注意していく。しかし、そちらが指摘するほどの爆音は出していないはず」
との話をされました。
この言葉を聞いて、私は「ああ、この人物とは分かり合うことはできないのだな」と確信し、この人物とは距離を置くことにしました。
具体的には引っ越すことにしました(私も同じく会社からの家賃補助により生活しており、引っ越し代は会社が負担してくれるとのこと!)。
私がこの人物の立場ならば、下階住人から「騒音がうるさい」と指摘されたらすぐに現在やっている「運動」をやめると思います。しかしこの上階の人物はやめませんでした。
何なら、私はアパートのような木造の集合住宅では、自分の居住階数問わず「抜き足差し足」で生活するのがフツウだろうと考えていますし、実践しています。
そんなに足音を鳴らしたいのであれば、タワマンなどの高い経費をかけて居住するのが筋でしょう。
挙句の果てに、「会社からの家賃補助が出ているから静かにしなければならないと思った」というズレにズレまくった感覚の持ち主であることが、私との(世間との)感覚のギャップをあらわしています。
こういった感覚の違いは、容易に埋まることはありません。
なぜなら、感覚の違いはすなわち「これまでの生きてきた結果」なわけです。
人生をかけて培ってきた現在持っている個人個人の感覚。
これを変えるには時間も労力も途方もなくかかってしまいます。
(さらに言えば、相手に変わる気がなければ永久に変わりません)
だから私はその上階の住人から離れる(=引っ越す)という決断を下しました。
これでこの上階の住人からの睡眠妨害は発生しません。
しかも今回は引っ越しにかかる費用はゼロ。
(引っ越し自体の労力はかかりますが目をつぶりましょう)
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男性にありがちなのが、無理に相手に「勝とう」とすることです。
男性はその性質的に「勝ち負け」にこだわる傾向にあります。私も例外ではありません。
しかし、そのいわば本能的ともいえる「勝負思考」を意図的に排除し、
問題解決思考
へと脳を切り替えます。
仮に相手が勝った(自分が負けた)としても、自分の問題が解決すればそれは最も望ましい結果なのです。
勝ち負けなど一切関係ありません。
自分の置かれる状況を改善する。これ一点に焦点を絞って行動していきましょう。
もう一つ事例を。
クレーマー対応も今回の考え方を活かすことができます。
いわれのないクレームをつけられた時、それに付き合うのか否か。
そう。
そういったクレームからはすぐに距離を置くことをオススメいたします。
…でも、本社とかにクレームが移動し、大問題になるんじゃ…
と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、冷静に考えてみるとクレーマーにブンどられる時間と、
本社への説明の時間、どちらが短く済むのか?
大抵の場合、本社への説明の方が短時間で済みます。
クレーマーへの対応には終わりが見えない時もあります。
そう。意思疎通ができないからです。相手の一方的な主張を一方的に聞くことしかできません。
意見交換ができないのです。
こういったことからは距離を置く=電話を切るor本社に任せるに限ります。
あなたの仕事の生産性は無事に確保されることとなるでしょう。
ぜひ、話の通じない人に困っている場合には、その人物を断捨離する方向で考えてみてください。
今回は以上です。また次回お会いしましょう!