晩酌相撲ブログ

大規模個別指導塾に通う中学生の唯一のメリット

2020/10/14
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

こんにちは。

晩酌相撲です。

 

今回は

大手塾の個別指導部門に勤務していた私がお教えする

「大規模個別指導塾に通う中学生の唯一のメリット」

をお伝えいたします。

 

結論から申しますと

受験する高校の合格最低点を知ることができる

です。

 

では詳しく見ていきましょう!!

 

大規模個別指導塾は生徒数が多い

大きい個別指導教室は(いうまでもなく)通ってくる生徒の数が多いです。

実はそこがカギでして、

集団塾と違い、個別指導教室に通う生徒の成績は十人十色なのです。

地域のトップ高校を狙う生徒もいれば、

公立の最下位高校を受ける生徒もいます。

これが個別指導塾の特徴です。

 

大規模個別指導塾に通う生徒は受験高校が千差万別

大きい個別指導教室に通う生徒たちは、

それぞれいろんな高校を志望します。

地域ナンバーワン高校から実業高校まで、幅広い高校を受験します。

公立高校受験の点数情報は公開されないのでレア

公立高校の合格最低点などの点数情報は、開示されません。

だから受験すべきか否かの判断が難しい。

結局、過去の事例を受験者一人一人から聴取できる環境にある者、

いわゆる大規模塾が情報の面で有利になります。

 

逆に、大学受験では合格最低点がバンバン公開されていますので、

情報が閉ざされている公立高校受験よりは自身での対策はしやすいのです。

 

大規模個別指導塾は受験時の自己採点結果がたまりやすい

大規模な個別指導塾には入試が終わった後、

いろいろな高校の多種多様な自己採点結果が集まってきます。

さらに、同じ塾の集団指導部門も併設しているところであればもっとそのサンプル数は多くなります。

毎年毎年、「生」の自己採点情報が蓄積されますので

巷で噂されているレベルなどではなく

かなりの精度での合格最低点をはじき出すことが可能となります。

 

番外編:学校の受験情報は古い場合が多い

学校(特に公立)の先生も高校受験に関する受験情報をお持ちですが、

大抵は最新ではなく、古い情報です。

なぜか?その大きな理由として、3年周期説があります。

まあ私が勝手に名付けたのですが…。

どういうことかというと、学校の先生はまず、1年生の担任になり、そのまま2年、3年へと持ち上がることが多いです。

すると、

3年生という受験学年を受け持つ機会は3年に一度、ということになります。

これが、学校の先生が持つ情報の古さにつながります。

また、

これは全くの推測ですが、学校の先生は、先生同士で受験情報の交換をしないのではないでしょうか?

学校の教員は激務です。もはや受験しどうなぞしている時間などなく、それにかける準備などもってのほか。

言い方は悪いですが、無難なところを受けさせるか、または挑戦したい生徒に関しては自己責任。

塾とはちがい、学校は学習効果についての責任は全く負いません。追う必要も義理も何もありません

 

これは塾とは大きな違いだと思います。

 

こういった背景から、大規模塾の情報は結構信ぴょう性があります。

 

不合格となった生徒がいるからこその合格者最低点

ただ、塾側の人間が忘れてはならないのは、

合格最低点をはじきだすその後ろには

不合格だった生徒がいる

ということです。

受験者全員が毎年合格していれば合格最低点などはじき出せるはずもありません。

不合格の生徒を出してしまったからこその情報なんです。

塾の人間はこのことを強く胸に刻まなければなりません。

 

また、

保護者の方や外部の方から、たまに電話で

「〇〇高校の合格最低点って何点ですか?」

と聞かれることがありますが

そんなものに気軽に答えられるはずもないのです。

価値ある情報だ、という事実よりも

不合格者に対する申し訳ないという思い

これはいつまでたっても消えません。

これを忘れる塾はこの世に存在してよいはずがない。

そう言い切ります。すみません。感情で書いてしまいました。

まとめ

いかがでしょうか?

大規模個別指導塾に通う唯一のメリット、

それは

自分が受験する高校の合格者最低点が分かる

ということでした。

 

大多数の学校の先生は、合格最低点を高く見積もります。

それに惑わされてはいけません。

データに基づいた正確な情報を、大規模個別指導塾からは手に入れることができます。

 

もしもそういった情報が欲しい方は、大規模個別指導塾を検討してみてもいいかもしれません。

 

ただ、一番大切なのは情報ではなく、

ご本人の不断の努力です。

 

数値で一喜一憂することなく、

あくまで情報である、

そのことを念頭に、受験勉強に励みましょう!

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 晩酌相撲ブログ , 2020 All Rights Reserved.