第一志望の看護学科に合格した君へ
国立大看護に合格した君へ
合格おめでとう。
すごくうれしいし、同時にびっくりもしています。
正直に言って、ものすごく心配していました。
君は
何かにつけてネガティブな発言ばかり。
周囲に対する不満ばかり。
第一志望に合格することを一番に考えた発言をしない。
すぐに自分のことを否定する。
センター直前の大事な時期にも、
「併願校の対策をした方がいいですか」
「もしもセンターで取れなかったら何をしたらいいですか」
などと逃げにも似た思考で話してくる。
こっちが正面からそれを指摘すると落ち込んでしまう。
非常に対応に難しい君でした。
私は、なんとか君に第一志望に合格する行動を取ってほしくて、それも100%のめりこんでほしくて、いろんなアドバイスをしました。
行動が変わったかと思っても何日かしたらまた元通り。
でも、
今思えば、
推薦試験に合格できなかった時や併願試験に合格できなかった時でも
変わらず机に向かい続けていましたね。
高校入学から今まで、どんなことがあっても必ず机に向かって勉強を続けていた君。
これが計り知れないパワーを生み出していたことを今、改めて実感しています。
遊びたいときもあったでしょう。
やめたくなるときもあったでしょう。
周囲に対して嫉妬することもあったでしょう。
しかし、変わらず君は行動し続けました。
センター試験では、自己最高を記録しましたね。
この時も本当にうれしかった!
しかしそれでもボーダースレスレです。
二次でかなり点数を取らないと受からない状態でした。
必死に二次対策を一人でも頑張っていたのですね。
ネガティブ発言を繰り返しながらも、
余計な併願校のことを考えながらも、
芯では第一志望に対する思いは変わらなかったのですね。
合格の報告に来てくれた時も、あまり表情を変えずに話していましたね。
君の照れ隠しの表情です。
そんなところも最後まで君らしいと思いました。
これから看護士を目指し、勉学に励む君。
君が実習先でうまくやれるかどうか、今から勝手に心配していますが、
必死に食らいついていってください。
またネガティブ発言をしたくなったらいつでも来てください。
私はずっとここにいます。
君が最高の看護師となり、現場で光り輝く姿を想像しています。
未来永劫、君のことを応援しています。
手紙、ありがとう。
宝物にします。
元気で過ごしてください。
では、また会う日まで。