晩酌相撲ブログ

ダメな塾 特徴3選!!

2022/11/17
 
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塾ってホントに必要?そんな問いをずーっと自分に投げかけてました。塾の社員として14年。全国1位の売上を達成。塾選びについて"どストレート"に語っていきます!

皆さんこんにちは。

晩酌相撲です。

 

大手塾の教室長として全国ナンバーワンの売上と生徒数を達成した私がお送りする

塾選びの基準。

 

今回はダメな塾3選!をお伝えしたいと思います。

 

ぜひ塾選びの参考になさってください。

 

 

①個別指導塾はダメな塾が多い

意外かもしれませんが

世の中にある個別指導塾にはダメな塾が多いものです。

 

その理由を明かしていきます。

 

集団塾とちがい、講師の確保が大変。

個別指導塾で何が一番大変かというと、講師(従業員)を集めること。

下手をすると生徒を集めるより大変!

 

何が問題かというと

「1年間安定して出勤できる人財の確保が大変」

なのです。

 

基本的に個別指導塾の授業は

「曜日・時間帯・学年と科目」

と、毎週の時間割が決まっています。

 

それに合わせて講師も出勤するのですが

一年間通して同じスケジュールで出勤できる大学生は非常に少ない

のです…

 

大学生はなぜかものすごく忙しい…。しょっちゅう「急に部活の飲み会が入りました。」とか「発熱しました…。」などとポンポン休みます。

 

また、

教育学部の学生も多いため教育実習に行ってしまうと2週間は出勤不可となります。

 

じゃあ他の人員を代わりに配置しろよと言いたくなるでしょうが、そううまくはいきません…。

 

そもそも、「他の人員」がいません…。

 

毎週毎週決まったスケジュールで動く講師以外の人員は正直雇う余裕がありません。

(雇ったとしてもシフトに入れないと当然ですが講師は辞めていきます。)

 

そして

苦労して集めた代行の講師を見つけて無事に授業をしたとしても通う生徒や保護者からすれば

「なんでこんなにころころコロコロ先生が変わるの?」

という不信感が芽生えてきます。

 

そして当然、コロコロ講師が変わった生徒は成績が伸びづらい。

なぜなら「その生徒専属」の講師ではないのですからその生徒の成績が上がらない責任を負う必要がないからです。

 

だれもその生徒の成績アップに責任を持たない。そういったことが個別指導塾では良く起こります。

 

大変残念な事実です。

 

利益率が低いので薄利多売せざるを得ない

個別指導の利益率というのは非常に低いものです。

 

大手塾では教室運営で利益率30%を超えれば優秀と言われます。

 

同じ塾でも集団指導とはまるっきり利益率が違ってきます。

個別指導は、高単価の割に利益率が低い商品です。だから、個別指導塾は高単価商品である個別指導を、薄利多売せざるを得なくなります。

ただでさえ質の高い講師の確保が難しいところに、どんどん個別指導という商品を売る=生徒を受け入れる

なんてことをしてしまう。これが個別指導塾の実情です。

まともな授業を提供するのは困難です。

 

 

②汚い塾はダメ

掃除が徹底されていなかったり従業員の机の上が取っ散らかっていたり…

そんな塾はダメ塾である可能性が非常に高いです。

なぜそんな状態になってしまうのか?

それは

子どもを見るという仕事以外の仕事が舞い込みすぎているからにほかなりません。机の汚さは頭の状態を表すとはよくいったもので、その机の主の頭の中が整理されていない状態なわけです。

日々の売上や入塾者数のノルマ。そんな「生徒の成績を上げることとは関係のない業務」に追われている塾がほとんどなのが実情です。

そういった状態で質の高い指導を確保するのは難しいでしょう。

また、掃除は雑務なので正直やらなくても塾は回ります。

そこに甘んじずにしっかり日々掃除に取り組んでいるのか

それが塾の余裕を表す指標となります。

 

余談ですが

見えるところに漫画が積まれていたという奇跡の塾も過去ありました…。当然、その塾は無くなりました。

 

③塾長・教室長が授業できない塾はダメ

実は

個別指導塾の教室長の多くは自分で授業をするスキルがないという現実をご存じでしょうか。

あまり知られていない事なのですが、事実です。

だから、勉強の全体像がつかめない教室長も、残念ながら多いのです。

せめて一つの教科だけでも、高校内容まで出来るようにならないと受験指導は難しい。

全国ナンバーワン経験がある私はそう思います。

 

そもそも、生徒や講師からの信頼を得るためには

塾長・教室長自らが講師・生徒が欲しいスキルを高いレベルで身に着けている事

が求められます。普段は学生講師が指導しますが、いざという時には自分でも指導に入れると生徒の教室長に対する見方は変わります。

 

塾のフランチャイズ(FC)募集で『塾業界初めての方でも大丈夫です』なんていう謳い文句がありますが完全なる嘘っぱちだと私は思います。大丈夫というのは「開業はできる」程度のことでよいでしょうか?という感じですね。

 

世の中には教科力含め指導力のない教室長がめちゃくちゃ多い

特に大手の個別指導塾はその傾向にあります。

結局、アルバイト講師だよりとなり、教室長のいる意味が無くなる。自然と客は離れていってしまい結局廃業する流れとなります。

 

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

 

ダメな塾を避ける。

このために必要な知識をご紹介しました。意外に思われたかもしれませんが、個別指導塾の実情をお話させていただきました。

ぜひ、塾をご検討の場合は集団塾を主軸に考えてみてはいかがでしょうか?指導力は集団塾の方が高めなので個別指導塾よりはおススメです!

 

ではまた次回お会いしましょう!

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