立場が人を作る。子供だってそう。
皆さんこんにちは。
晩酌相撲です。
今回は
立場が人を作る。それは子どもだって同じだよ
というテーマです。
さて
うだつの上がらない平社員が
リーダーに突然任命されたとしましょう。
例えば辞令にて「来月から君、課長ね」
みたいな。
それで今まで発揮されなかった能力が
発揮されるという例があるんです。
まあ
私もその口だったんですが
塾に入社して三か月で
教室長に任命されました。
それまでの自分は
決して優秀な人材ではなく
あわよくば仕事をサボってやろう
などと思っていたやつでした。
でも
教室長に任命されちゃったからには
生徒ももちろん、アルバイトの学生講師をも
抱える
ということになります。
だから
そういった人たちに結果を出させる
という責任が伴ってくるわけです。
当然、周りの人たちも
「こいつはどんな教室長なのか?」
という目で見てきます。
どんな教室運営をするのか?
こいつは優秀な教室長なのか?
そういった目で見られることになります。
その中で、プレッシャーも受けながら
私は変わっていった、
ということになります。
皆さんはどうでしょうか?
全結果を出していないのに
突然「リーダーね」
なんて言われちゃって
でも
言われちゃったからにはやらざるを得なくて
出来るようになった。
逆を言えば
いつまでも
同じ立場
にしかいられない組織というのは
結果を出すのは厳しいと思います。
その会社に何年も同じポストにいて
変わらないというのであれば
最悪、クビになるかもしれませんが
役職がついていなければ法律上、会社はクビにはできませんが…。
例えば「窓際族」
みたいな人がいたとすれば
会社は一手を打たないといけないと思います。
配置転換や、立場を変える、すなわち役職をあたえる、など。
ずーっと同じポジションにいると
人間、成長意欲がなくなります。
成績が悪ければ
周りの人たちもそういう目で見ちゃうもの。
そうなればもっとやる気が損なわれていきます。
で
それは子どもの立場で考えてみましょう。
俺は今日から勉強したい
と思うようであれば
おそらく多くの場合は三日坊主になると思います。
毎日欠かさず勉強するぞ!
なんて思っても多くの場合は挫折が伴います。
そういう人の方が多く、それが当たり前です。
しかし
それを突破してできるようになるには何が必要か?
それが
自分をしなきゃいけない状況、立場に追い込む
ということです。
具体的には
「毎日俺は勉強するぜ!」
というのを周囲の人に宣言することです。
周囲の人というのは
・家族
・クラスメイト
・担任の先生
など。
こういった人たちに
「折れ、毎日勉強するようにしたから!」
と宣言をします。わざと。
そうすると逃げ道がなくなります。
周囲からは「今日は勉強しないの?」
などと聞かれます。
で
やっていないと「あー、やっぱりこいつは勉強やらなかったな…」
となってしまいます。
そうなったらイヤですよね!
口だけだな、なんて思われるのは絶対イヤです!
最近は
SNS、
主にツイッターなどで
「勉強垢(勉強アカウント)」
というものを作って発信している生徒が多くいます。
そこで
「勉強頑張ります」
と発信をして
仲間を作り、励まし合う
というものです。
これも「こういう立場に追い込む」
ことの一環として機能します。
できるなら
本名など、本アカを知っている人にも宣言したい。
勉強垢は無くて本アカでやれば?
と私は思います。
そちらの方が自分を追い込みやすくなります。
これは言うは易し、なんですがなかなか踏ん切りがつかない。
だから
これを絶対にやれ
などというつもりは毛頭ありません。
そんなことをしなくても勉強する自分になることはできます。
これが全てではないのですが
周囲に宣言をする、
というのはお金と時間がかかりません。
コスパが高いんです。
だから
一度
自分をえいや!って追い込んでみる
自分を変えたいのであれば
追い込みを考えてみてはいかがでしょうか。
人はみな
予防線を張りたがるものです。
断言をあまりできない生き物なのです。
例えば
アルバイト面接とかで
(個別指導塾講師は担当制なので
必ず曜日、時間帯、科目が毎週のルーティンで動いています。
講師も固定です。)
「あなたは(大学生だけれども)急に休んだりはないですか?
急に休むとしたら
急病か、交通事故か、身内の不幸かぐらいだと思うけど大丈夫ですか?」
と聞いて
「分かりました」
と言ってくれれば問題なしですが
「いや、それ以外の理由でも休むかも」
という返答だったらコチラも採用を躊躇します。
友達との飲み会が急に入って休む、とか
遊びに行く、とか
そういった時に休みたいばかりに
予防線を張りたがる人がいます。
「他の理由でも休むかもしれません」
と答える人は採用からはじかれるわけです。
会社でもいませんか?
予防線を張る人。
「よし、お前、明日〇〇時まで来いよ」
なんて言われて
「いやー、どうですかね…」
とか。
ただ、理不尽な要求に対しては
応える必要はありません。
そこはしっかり判断しましょう。
一般的には
結果を出してもいないのに
予防線を張る人は
一生結果が出ないものです。
予防線を張らずに
一度、えいやっ!と断言してみる。
これをおススメしたいです。
というわけで
立場が人を作る。
勉強をしたい人になりたいのであれば
周りに宣言する。
ボクシングの世界チャンピオンの
モハメド・アリのように
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」(でしたっけ?)
などとうそぶいて自分の実力の高さをビッグマウスで表現し
自分を追い込んで頂点に上り詰めるかの如く
自分の立場を構築していきましょう。
本日は以上です。
ではまた次回、お会いしましょう!