ラーメン屋開業 SNS発信は最低限これくらいはやろうという好例
秋田市に
本日6/10、新しいラーメン店がオープンした。
志那そば 息吹 さん。
※この記事はラーメンのレビューではなく、新規出店に伴う情報発信について論じたものであることをお断りいたします。
新しく飲食店を開業しようとする人は
最低限このお店くらいは
SNS等で情報発信をした方がいい。
という好例である。
上記リンク先はこのお店のInstagramアカウント。
よろしければそれを覗いてみてからお読みいただけると
分かりやすくなると思う。
では
私が感じた「良い発信であると感じる点」を述べたいと思う。
【良い点】
①開業前からの発信が多いこと
②店舗内部が細かく紹介されていること
この二点だ。
まずは
①開業前からの発信が多いこと
について。
「そのお店がどんな経緯で完成したか」
の発信は
見る者の興味をそそる。
大げさに言えば
その店の歴史をリアルタイムで疑似体感することとなる。
見る者とお店の間で
歴史を共有すると
見る側の感情移入度はケタ違いに上がる。
まだ開業もしていない、
むしろ
まだ完成していない工事中の店内。
ここを見る者と共有するには
そのお店があえて未完成の店舗状況の記録を取る以外に
方法はない。
…言うは易しだが
ご承知の通り、
飲食店の開業には非常に莫大な労力を費やす。
だから
SNS発信などやっているヒマなど無い!
これが飲食店店主の正直な感情なのではないだろうか?
まさしくそうだと私も思う。
だからこそ
クソ忙しいこの大切な時期(開業前の時期)
に頑張って踏ん張ってSNS発信をすることで
他者(他社?)と差がつくのである。
応援する人の数が増える。
これは商売をやる上で大切なことだと思う。
②店舗内部が細かく紹介されていること
行ったことのないお店。
どんなお店なんだろう?
どんな雰囲気なんだろう?
狭いのか広いのか?
などなど
多少の不安を持つ人も多い。
私などは特にその傾向にある。
そんなときに
お店の内部やスタッフのことを積極的に発信している店舗は
安心できる。
実際に行ってみてどうだったか?は今は関係なく、
まずは見る者に対して
初動を促す=来店してもらう
ことが可能となる。
「行ってみたいけど
店の情報なんにもないし
ハズレだったらイヤだからまあいいか(行かなくても)。」
となることを防ぐのである。
リピーターになるかどうかは今回の議論とはズレるため
ここでは言及しない。
【もっとこうした方がいいんじゃ?】
現在のところ、店舗情報発信について悪い点は見当たらない。
以前、あまりSNS発信について熱心ではない他のラーメン屋についての記事
↓
でもいくつか改善点を書いたのだが
今回の「志那そば 息吹」さんではすべてクリアしている。
・看板→ちゃんとしたデザインになっている
・メインメニューの価格→適正(志那そば小:650円、中:750円、大:850円)
・ラーメンの特徴→庄内ラーメンで修行してきた
・ラーメンの画像→うまそう
とこんな感じだ。
欲を言えば
毎朝メニューにある品を実際に作って画像を上げ続けるといいと思うのだが…。
あと、インスタには商品の価格が見当たらないのでメニュー表の画像を上げるとよいのではと。
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今の時代、
初動にはSNSが一番効果的だと本当に感じる。
初動を突破できれば、
あとはSNS含めネットの力が全く必要なくなる(勝手に口コミがネットで広がっていく)。
そう。
良い商品を提供してさえいれば
店は繁盛するという時代ではない。
※圧倒的な高品質なラーメンを提供するとか
店のキャパが激少のため常連以外は集客しないなどの例外はあろうけど。
最低限の初動誘発を行っているこの
志那そば 息吹 さんが末永く発展していくことを祈り
今日は以上。
ではまた次回!
秋田県秋田市 志那そば 息吹 さんのインスタ
↓